津波の様に襲ってくる刺激に踊らされたのは、中一の花火大会の最中でした。ど〜ん、ど〜んと大きな音と、空気の振動。いつもとは違う空気に気分は上気。おっぱいを同じに触られただけだったのに、スイッチが入っちゃった。
振り返れば大事ではあるのだけれども、その時は翌日、翌、翌日と続く最初になるなんて思ってもいなかったから、ほんの気軽な気持ちだった。それも、今こうして思い起こせているのだからしあわせな事だったと言えそう。
中学入学の一年間は、済し崩し状態で様々な新しい体験をして、それが今の生活、環境を形成している元となっています。
中学入学して最初に出来たクラスメートのお兄さんとひょんな事でセックスする事になったのがゴールデンウィーク前、4月の誕生日。プレゼントに貰ったのが後にも先にも忘れられないセックス。身体中が気体になって揮発してしまう様な感覚は、数々のセックスを思い起こしても2番手、3番手。あの感覚は何だろうと再現を求めて今に至っています。
ゴールデンウィークの休みはそのクラスメートのお兄さんに抱かれる事に夢中。寝るのもそこそこに買ったばかりのゲームで徹夜してしまうのと同じです。わたし達の場合は抱き合って、そのまま眠りに落ちて。気がついたらせっせと挿入されていたり、わたしから催促したり。回復した方から、余りお互いを気兼ねしない感じで一緒の時間を楽しんでいました。
わたしにとっては新しいツールを手に入れた。という感じだったし、“お兄さん”にしても都合の良い存在がわたしだった。だから、わたしは“最初の彼”という言い方はしない。“クラスメートのお兄さん”です。
大学生で、それまでわたしが聴く事がなかったロックや映画のサウンドトラック盤をLPレコードで色々と聴かせてもくれました。ラジオで聴いた事がある程度の音楽をLPアルバムで聴く事が出来ました。
部屋で聴かせて貰っていると自然とセックスに誘われて、それを受け入れる関係。
その関係が変わったのが最初のセックスから3ヶ月ほどしての花火大会。“お兄さん”にしても気楽な気持ちだったみたいで、浴衣を着ておいでよと誘われて出かけたわたしは下着を着けないで従った。
熊本では7月と8月に花火大会があります。テレビ局が主催する花火大会で、熊本城と江津湖畔でそれぞれ開催されています。江津湖である花火は見上げる様な感じで、頭の上に花火が広がる。時には燃えかすが降っても来ます。
湖畔のマンションやホテルからも、良く見えます。花火が上がっている時間は部屋を暗くして楽しんでいます。花火に夢中になってみていると後ろから抱かれて浴衣を脱がされて、セックス。見ていて良いよと言う言葉に後ろから。
絶頂を迎えて、いつもの様におねだりをわたしがする様になった頃に友達グループを紹介された。わたしを観て、その人たちは“へぇ”という表情でした。
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