惚れて、惚れて、惚れておるとに行くオルに、旅ば急かすっベルん音。辛かホームに来はしたが、未練心に躓じぃて落とす涙の哀愁列車。
燃えち、燃えち、燃えち過ごした湯の宿に、後ろ髪引く灯りが一つ。今宵逢瀬を待ちわびっ。君の幸せ祈りつつ、旅に逃るる哀愁列車。
泣ゃあち、泣ゃあち、泣ゃあちおっとば知らんぷり、窓は二人を遠くする。堪えきれずに見返れっと、すがるせつない瞳のような、星が飛ぶ飛ぶ哀愁列車。

哀愁列車 試聴する

 

  1. 惚れていながら行く俺に、旅を急かせるベルの音。辛いホームに来はしたが、未練心につまずいて落とす涙の哀愁列車。
  2. 燃えて過ごした湯の宿に、後ろ髪引く灯りがひとつ。今宵逢瀬を待ちわびる、君の幸せ祈りつつ旅に逃れる哀愁列車。
  3. 泣いているのを知らぬげに、窓は二人を遠くする。堪えきれずに見返れば、すがるせつない瞳のような星が飛ぶ飛ぶ哀愁列車。


SPレコードのうた《哀愁列車》 – 熊本弁訳