男純情の、愛の星の色 冴えて夜空に、ただ1つあふれる想い・・・懐かしのメロディで聴いたのが初めてだったか、加山雄三さんの一連のヒット曲をアナログレコードで聴いたときに一緒に聴いた歌だったのかも知れません。わたしの中では戦後のヒット曲に錯覚していました。フィフス・ディメンションのヒット曲と通じるテイストがこの曲に感じるからとも思います。歌詞の世界を読み込めば、先勝ムードが強かった時代の日本。NHKの連続テレビ小説「おひさま」で、主人公の兄が(下士官であるから)一時帰郷したのを目にした近所の主婦が、「戦争は終わったんだね、勝ったんだね」という場面があって殊更に「燦めく星座」がヒットした時代と大衆の心持ちが理解できた様な気がしています。戦争が架橋になってからは歌われた曲なのかどうか、戦後になって受け取られ方が変わって良く聴かれる様になったのではないかしら。 http://amzn.to/jZoLGN
南旺映画「秀子の応援団長」主題歌、ビクター J54714B、昭和15年3月発売
男純情の 愛の星の色
冴えて夜空に ただ1つ
あふれる想い
春を呼んでは 夢見ては
うれしく輝くよ
思い込んだら 命がけ
男の心
燃える希望だ 憧れだ
燦めく金の星
何故に流れくる 熱い涙やら
これが若さと いうものさ
楽しじゃないか
強い額に 星の色
うつして 歌おうよ
生きる命は 一筋に
男の心
燃える望みだ 憧れだ
燦めく金の星
(南旺映画「秀子の応援団長」主題歌)
(ビクター J54714B、昭和15年3月発売)
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