調和に驚嘆*ブライマー指揮ロンドン管楽合奏団 モーツァルト・管楽セレナード/ディベルティメント全集

ロンドン管楽合奏団は、クラリネットのジャック・ブライマーが主宰していたアンサンブルで、その当時のイギリスの木管の名手を集めかなり高い水準キープしています!!!クラリネット、オーボエ、ホルン、ファゴット。この一風変わった編成の室内楽は、モーツァルトが残した意欲作!!!こうした意欲作に後年の後輩達も大きく刺激されこのジャンルに挑んだという逸話があるくらい!!!本盤は英デッカの優秀録音も手伝って各楽器が手に取るように認識出来、またそれらの調和がことのほか美しいことに驚嘆させられる!!!モーツァルトの 管楽器 に対する扱いの卓越ぶりは、いまさら言うに及ばずの感があるが、それにしても素晴らしい。特に、比較的新しい楽器であるクラリネットを、この時代にここまで自由に表現できる作品を書いた人はいなかったのではないだろうか?ブライマーのクラリネットがまたこよなくいい音を出しており、モーツァルトの、それこそ天から降りてきたとでも形容しようのない旋律を響かせる???FFSS録音の長所を十二分に享受したと云いたくなるような素晴らしい録音です!!!


熱愛を注がれた問題作*本気で聴く クレンペラー指揮フィルハーモニア管 モーツァルト・交響曲40番/41番「ジュピター」

英EMIの偉大なレコード・プロデューサー ウォルター・レッグがEMIを去る1963年まで夥しい数の正に基準となるようなレコードがレッグ&クレンペラー・フィルハモニアによって生み出された。本盤も基準盤の一枚で、レッグの意図する処がハッキリ聴き取れる快演。クレンペラーの解釈は揺るぎのないゆっくりしたテンポでスケールが大きい。ゆったりとしたテンポをとったのは、透徹した目でスコアを読み、一点一画をおろそかにしないようにとも思いたくなる、この気迫の籠った快演は聴き手に感動を与えずにはおきません。


《田園》の決定盤*エーリッヒ・クライバー アムステルダム・コンセルトヘボウ管 ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」

エーリヒ・クライバーの至芸が味わえる1枚。交響曲6番「田園」はベートーヴェンの交響曲の中でも得意としていた楽曲で、クライバーの本領を存分に発揮した歴史的名演です。録音もDECCAの優秀な録音の為、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の艶のある美しい音色がしっかり捉えられています。


最初に聴く名曲名盤★ベリー、プライ、スウィトナー指揮シュターツカペレ・ドレスデン◆モーツァルト・フィガロの結婚

ベリー、ローテンベルガー、プライ、ギューデン、マティス、シュライアー、ブルマイスター、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団よる演奏。名歌手が勢揃いした超豪華歌手陣をスウィトナーが巧みに統率しおり推進力と弾力性に富むアプローチが小気味よい快演。独語版です。 配役:ヴァルター・ベリー(バリトン:フィガロ)、アンネリーゼ・ローテンベルガー(ソプラノ:スザンナ)、ヘルマン・プライ(バリトン:アルマヴィーヴァ伯爵)、ヒルデ・ギューデン(ソプラノ:伯爵夫人)、エディト・マティス(ソプラノ:ケルビーノ)、アンネリース・ブルマイスター(メゾ・ソプラノ:マルチェリーナ)、フランツ・オーレンドルフ(バス:バルトロ)、ペーター・シュライアー(テノール:ドン・バジリオ)、ジークフリート・フォーゲル(バス:アントニオ)、ヴァルター・オルベルツ(チェンバロ)


弾き崩した演奏でクライスラー本人の自作自演に匹敵するように魅力的◆カンポーリ クライスラーへのオマージュ

アルフレツド・カンポーリ。名前からして純粋なイタリア人と思えるが、活躍の場は女王陛下の国英国。バイオリンを肉声に近いくらい上手く操る名手で、まさに歌っている感じの演奏で、小生には好感が持てます!!!勝手に名付けて ベルカント奏法 とでも呼びましょうか


不世出のソプラノ♪マリア・カラスのステレオ録音 プレートル指揮パリ音楽院管 プッチーニ・歌劇「トスカ」(全曲)

録音を目的に行われた演奏であるから、演奏の記録ではなく、記録のための演奏だと思いますが、本盤も記録の為の演奏!!!録音は、演奏の記録以上のものにはなり得ないのである。そのことは恐らく、演奏者自身が一番良く分かっていたでは???演奏家の芸術作品は、記録以上のもので後世に伝えられることは絶対にないと信じます!!!それでも尚、単なる記録に過ぎないものですら、多くの人々を感動させることの出来る芸術家は、真に 偉大な巨人 であろうと思います。であるから、このオペラ録音にも無限の価値があるのである!!!今回は、文化遺産とも言える1960年代東芝音楽工業謹製盤で皆様に迫りたい!!!往年のまさに定盤中の定盤として一世を風靡した盤の日本国内初期盤。半世紀以上前制作盤とは思えない状態と豪華装丁には驚かれるとおもいます。今でも一級のオークションファイル盤であると断言できます。高価な英国EMI盤に負けないと・・・追記 名称時代推移として1955年10月東芝の前身東京芝浦電気が音楽レコード事業に参入1960年東芝音楽工業に改名。同社がレコード事業を開始後の数年間は、英EMI、米キャピトル原盤の音源は本国からの輸入メタル原盤からプレスしたソフトが多かったので音は秀逸盤多い。今回はオペラcollection出品します。


歴史的解釈と現代的解釈を見事に融合 ムーティ ブルスカンティーニ フレーニ ドニゼッティ 歌劇「ドン・パスクワーレ」

ムーティがEMIに録音した、一連のイタリア・オペラ名作シリーズ。ミレッラ・フレーニ、セスト・ブルスカンティーニ、レオ・ヌッチと当時最高のイタリア歌手をロンドンに招聘してセッション録音されました。デジタル録音の恩恵で、キングズウェイ・ホールの美しい響きが空気感までも正確に再現されます。