エヴァンゲリオンの比じゃ無い凄まじさ!!HQCD化されたベートーヴェン150年アニヴァーサリーのライヴ録音だった、フルトヴェングラーの第9を聴きました。フルトヴェングラーの第9は、ウィーン・フィルとの演奏だけで何枚もある。評論家が奨めているからバイロイトでのライヴが凄いというのは注意が必要。スタジオ録音盤以外では、バイロイトでのライヴが常に購入できるからのこと。それにオーケストラは、ベルリン・フィルかウィーン・フィルと、そのバイロイト祝祭劇場オーケストラの三種類しか無いのに、ソリストの組み合わせが多くあって批評家先生も説明が煩雑とするからだと思う。演奏がどう違うかと聴かれても、記憶の差し違えも起こるだろうしね。このCDもメーカー在庫ではないけど、程良い価格で購入できます。ともかく曲の終わり方は一番すさまじく、エヴァンゲリオンに使うにはこの録音の方がふさわしかったな。と、残念。録音状態も良好★★★★☆ http://amzn.to/tLOoJ5

エヴァンゲリオンの比じゃ無い凄まじさ! – フルトヴェングラー、VPOの第9


不滅の指揮者、不朽の名盤 – カラヤンの死後、日の目を見たフルトヴェングラーの録音群

映画女優だとオードリー・ヘプヴァーン。生前の彼女のことは知らない、いつ死んだのかなんてのも実感は無いという若い映画ファンでも、チャーミングさでは屈指の女優さんだとは認識しているようですが、肝心の映画作品となると『ローマの休日』よりも『戦争と平和』らしい。何でもモノクロの映像にはリアル感を感じられないからだと言うことでした。確かに回想のシーンをモノクロにしたり、ガタピシとしたノイズを加えた映像演出が常套句となっている現代の映像手法。全編モノクロだと、冒頭から何かの回想シーンかと思い込んでみていることもあるのでしょうね。
音楽も似ていて、「モノーラル録音は面白くない」という声が聞こえる。それでもフルトヴェングラーが死んで、最早50年とは言わない時間が経過している。それなのにCD化された戦争前後の録音が、今もって売れているのは『モノーラル録音は面白くない』というのではなさそうね。