大手製薬会社「ノバルティスファーマ」の高血圧の薬の臨床研究に、この会社の当時の社員が関与し論文のデータが操作された問題で、厚生労働省の調査委員会は、誰がデータの操作を行ったのか特定できなかったものの、論文を使った会社の広告は、結果的に薬事法で禁止された誇大広告のおそれがあるとして、厚生労働省に実態解明を求める中間報告をまとめました。
「積極的平和主義」を基本理念に
政府が策定を進める「国家安全保障戦略」に関する有識者懇談会は、30日の会合で、世界の平和と安定に積極的に貢献する「積極的平和主義」を戦略の基本理念として盛り込むことを了承しました。
社員証言「ARB戦争と言われるほど」
高血圧の治療薬「ディオバン」の販売に関わった社員は、NHKの取材に対して、「当時、高血圧の薬の市場は他社との販売競争が激しかったが、論文は宣伝材料としてはかなりのインパクトがあり、売り上げを伸ばした」と証言しています。
イオンの“国産米”弁当 中国産が混入
流通大手の「イオン」が、主に西日本で販売した弁当やおにぎりで、原材料に「国産米」と表示していたにもかかわらず、中国産の米が混入していたことが分かりました。問い合わせ先は、「イオンお客さまサービス係」、電話番号0120-054-845です。
横綱審議会 日馬富士は奮起を
大相撲の横綱審議委員会が開かれ、秋場所で10勝に終わり不振が続く横綱・日馬富士について内山斉委員長は「委員会ではもう少し様子を見守ろうという意見が多かった」と述べ、来場所以降の奮起を促しました。
財務省の職員 相次いで逮捕
財務省から金融庁に出向しているキャリア職員が、東京・千代田区のビルで女性のスカートの中を盗撮したとして、東京都迷惑防止条例違反の疑いで警視庁に逮捕されました。また、東京・渋谷区で、10代の少女の胸を触るなどしたとして、財務省会計課の職員が強制わいせつの疑いで逮捕されました。
成人T細胞白血病で臨床研究へ
これまで有効な治療法がなかったウイルスが原因のがん=成人T細胞白血病について、国立がん研究センターが大規模な臨床試験を始めることになり、新たな治療法の開発につながるか注目されます。