岸田外務大臣は30日夜、記者団に対し、拉致被害者らの調査を巡り29日行われた北朝鮮との政府間協議で、調査の現状が十分に説明されなかったのは残念だとしたうえで、北朝鮮が現状をピョンヤンで説明したいとしていることについて対応を検討する考えを示しました。
香港の抗議活動は「傘の革命」
香港で拡大する抗議活動について欧米メディアは、座り込みを続ける参加者が日ざしを避けるために使っている傘にちなんで、「傘の革命」と名付けて社会に広めようという動きを紹介しています。
入試採点ミス受け国が対策求める
都立高校の入試で採点ミスが相次いだ問題を受け、文部科学省は全国の高校入試の担当者に対し、十分な採点期間を確保するなど実施体制の見直しを求めました。
北朝鮮ソン大使「調査の報告はピョンヤンで」
拉致被害者らの調査を巡り、北朝鮮のソン・イルホ日朝国交正常化担当大使は30日、NHKとの単独インタビューで、これまでに行った調査の内容は「いつでも日本側に報告できる」と述べたうえで、報告は日本側の担当者がピョンヤンに来て説明を受けるのが望ましいとしました。
御嶽山 観光キャンセル相次ぐ
御嶽山のふもとの長野県木曽町は、紅葉シーズンのこの時期、ふだんなら大勢の観光客でにぎわいますが、噴火以降、旅館やホテルで宿泊のキャンセルが相次ぐなど影響が出ています。
慰安婦記事の元朝日記者教授の退職求め脅迫
いわゆる従軍慰安婦の問題の取材に関わった朝日新聞の元記者が教授をしていた大阪の大学に、今月、「教授を辞めさせなければ、学生に痛い目に遭ってもらう」などと書かれた脅迫文が届いていたことが分かり、警察は威力業務妨害の疑いで捜査しています。
御嶽山の捜索中止に 1日は状況見て判断
長野と岐阜の県境にある御嶽山の噴火では12人が死亡し、山頂付近ではまだ搬送されていない24人が心肺停止の状態で見つかっています。警察や自衛隊などは山頂付近の火山ガスの状況などから30日の捜索を中止し、1日についても火山活動の状況を見ながら判断することにしています。