31日のニューヨーク外国為替市場は、日銀が追加の金融緩和に踏み切ったことで量的緩和の終了を決めたアメリカの金融政策との違いが鮮明になり、金利の上昇を見込んでドルを買う動きが強まったため、円相場はおよそ6年10か月ぶりに1ドル=112円台に値下がりしています。
新駐韓米大使 日韓関係改善促す
韓国に着任したアメリカの新しい大使が、日韓関係について「両国に協力するよう促す必要がある」と述べて、関係改善に向けて歩み寄りを求めていく姿勢を示しました。
性犯罪の罰則や構成要件 議論へ
性犯罪の罰則を見直すための有識者らによる検討会の初会合が開かれ、法律で定める罰則を引き上げて重くするかどうかや性犯罪の構成要件を緩和するかどうかなどについて議論していくことを確認しました。
ユーロ圏物価 依然として低水準
単一通貨ユーロを導入しているユーロ圏の今月の消費者物価指数の速報値は去年の同じ月と比べて0.4%の上昇と、先月より上昇率が拡大したものの依然低い水準が続いていて、ユーロ圏経済の先行きへの不透明感が広がるなか、ヨーロッパ中央銀行に対し追加の金融緩和を求める声が強まっています。
海江田氏「派遣法改正案成立阻止に全力」
民主党の海江田代表は31日夜、神戸市で開かれた会合で、労働者派遣法の改正案を巡り、31日の衆議院厚生労働委員会の質疑が見送られたことについて与党側の対応を批判したうえで、改正案の成立阻止に全力を挙げる考えを重ねて示しました。
プロ野球 FA宣言期間始まる
プロ野球で自由に移籍先を探すことができるFA=フリーエージェントの宣言期間が31日始まり、海外を含めたFA権を行使する意向を示している阪神の鳥谷敬選手などの動向が注目されます。
元長崎市長 本島等氏死去
被爆地の市長として世界に核兵器の廃絶を訴え続けたほか、昭和天皇に戦争責任はあるとする発言で右翼団体の幹部に銃撃されたあとも平和運動に関わり続けた長崎市の元市長、本島等さんが31日夕方、肺炎のため亡くなりました。92歳でした。