政府は、30日の臨時閣議で、財政健全化に向けて高齢化による社会保障費の伸びを今後3年間で合わせて1兆5000億円程度に抑制することを目安にするなどとした、「経済財政運営と改革の基本方針」、いわゆる「骨太の方針」と、生産性を向上させるため、設備や技術、人材への積極的な投資を求める新たな成長戦略を決定しました。
IMF「返済滞れば速やかに対応協議」
ギリシャが抱える多額の債務のうち、IMF=国際通貨基金への返済期限が日本時間の1日朝に迫っていますが、チプラス首相は、このままでは返済できないと認めていて、返済が滞った場合、IMFは、ラガルド専務理事が速やかに理事会に報告し、対応を協議する見通しです。
地方創生実現へ 基本方針を決定
政府は30日の臨時閣議で、地方創生の実現に向けて、専門的な知識やノウハウを持つ人材を育成するための計画を年末までに策定することなどを盛り込んだ、基本方針を決定しました。
箱根山 幅10メートルの噴気孔を確認
神奈川県の箱根山で現地調査を行っている気象庁と県の温泉地学研究所は、大涌谷で幅10メートルほどの新たな噴気孔を確認したことを明らかにしました。
中国格安航空各社 夏に向け日本路線を拡大
中国から日本を訪れる観光客が急増していることを受けて、中国の格安航空会社が、愛知県の中部空港と中国の都市を結ぶ新たな路線を就航させるなど、夏の旅行シーズンに向けて新規路線の開設が相次いでいます。
政府 TPP妥結へ関税・知財で政治判断必要
TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡る自民党の会議で、政府側は、交渉妥結に向けて、農産物5項目の関税の取り扱いのほか、医薬品の開発データといった知的財産の保護などで、政治レベルの判断が必要となるという認識を示しました。
九州で強い雨 土砂災害などに十分注意
前線と低気圧の影響で、西日本と、東日本の太平洋側では1日にかけて局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。夜に入ってからは九州で強い雨が降っていて、気象庁は土砂災害などに十分注意するよう呼びかけています。