地球温暖化対策を話し合う国連の会議、COP21に出席しているアメリカのオバマ大統領と中国の習近平国家主席が会談し、温室効果ガスの排出量で世界1位と2位の両国が、新たな枠組みの合意に向けて協力する姿勢を強調しました。
COP21開幕 18年ぶりの新たな合意を目指す
地球温暖化対策を話し合う国連の会議、COP21が日本時間の30日夕方、フランスのパリで開幕しました。安倍総理大臣をはじめ、アメリカのオバマ大統領や中国の習近平国家主席などおよそ150の国と地域の首脳が出席し、京都議定書以来18年ぶりとなる新たな枠組みの合意を目指して2週間の交渉が始まりました。
北京でこの冬最悪の大気汚染 市政府が警報
中国の北京は30日、大気汚染物質、PM2.5の濃度が、日本の環境省が外出を控えるよう注意喚起するとしている基準の9倍を超える、この冬最悪の大気汚染に見舞われていて、北京市政府は市民に健康を守るための措置を取るよう呼びかけています。
GPIF 四半期の市場運用3番目の低水準
公的年金の積立金を運用している独立行政法人は、ことし7月から9月の運用実績を発表し、市場運用分の赤字が7兆9090億円、収益率はマイナス5.79%と、四半期として過去3番目に低い水準になりました。
クリーンエネルギー開発 5年間で投資倍増
地球温暖化対策を話し合う国連の会議、COP21に合わせて、アメリカや日本、それにフランスや中国など20か国の政府は、太陽光や風力などのクリーンエネルギーの技術開発に向けた投資を今後5年間で倍増する計画を打ち出しました。
被災地から県外への転校 依然1万人超
東日本大震災の影響で、岩手、宮城、福島の3県から県外の学校などに移りその後も戻っていない子どもは、ことし5月の時点でおよそ1万人で、85%は福島県の子どもたちであることが文部科学省の調査で分かりました。
少年が駆け込み「人殺した」 殺人容疑で捜査
30日午後、石川県中能登町で17歳の少年が「人を殺した」と言ってJAの支店に駆け込み、近くのアパートで男性が倒れているのが見つかりました。男性は刃物のようなもので刺されていて、まもなく死亡が確認され、警察は殺人の疑いで捜査しています。