一連の熊本地震では、1日も体に揺れを感じる地震が発生するなど活発な地震活動が続き、震度1以上の地震の回数は1100回を超えています。熊本県や大分県では気温が上がって、25度以上の夏日になるところがあると予想されていて、気象庁は引き続き激しい揺れを伴う地震に警戒するとともに、体調の管理にも注意するよう呼びかけています。
ケニア ナイロビでアパート倒壊 10人死亡
ケニアの首都ナイロビで29日、6階建てのアパートが倒壊し、これまでに10人の死亡が確認され、地元の警察はまだ取り残されている人がいるとみて救出活動を続けています。
中国 日本との関係改善で4つのことを要求
中国外務省は30日の日中外相会談で、王毅外相が岸田外務大臣の訪問には「積極的な意義がある」と述べたうえで、両国関係を改善するために日本側に4つのことを要求したと発表しました。
崩落の阿蘇大橋 国の直轄事業で復旧を検討 国交相
被災地の視察に訪れた石井国土交通大臣は30日夕方、熊本県の蒲島知事と面会したあと、記者団に対し土砂崩れで崩落した「阿蘇大橋」の復旧について、国の直轄事業として行うことを前向きに検討したいという考えを示しました。
外相が中国首相と会談 大局的観点から関係改善で一致
岸田外務大臣は訪問先の中国で李克強首相と会談し、停滞している日中関係を前進させるため、大局的な観点から両国関係を改善していくことが重要だという認識で一致しました。
江戸時代の石橋「通潤橋」も被害 連休の人出に影響
熊本城をはじめ一連の地震で多くの文化財が被害を受けている熊本県内では、勢いよく水を吹き出す姿で知られる江戸時代に造られた石橋、「通潤橋」でも被害が確認され、大型連休の人出に大きく影響しています。
米韓の合同軍事演習終了も北朝鮮への警戒継続
先月から韓国で行われていた、アメリカ軍と韓国軍の合同軍事演習が30日終了しましたが、米韓両国は北朝鮮が来月開く、朝鮮労働党大会を前に5回目の核実験や新たな弾道ミサイルの発射を強行するおそれもあるとして、警戒と監視を続けていくことにしています。