首相 生前退位 予断持つことなく議論を

安倍総理大臣は衆議院予算委員会の基本的質疑で、天皇陛下が「生前退位」の意向がにじむお気持ちを表明されたことを受けて、来月中旬にも初会合を開く有識者会議で、生前退位も含め、公務の負担軽減について予断を持つことなく議論してもらう考えを示しました。また、横畠内閣法制局長官は、生前退位について、憲法改正の必要はなく、特別法の制定で対応することは、法制上、可能だという認識を示しました。


東京都副知事「都を代表しておわび」

豊洲市場の土壌汚染対策をめぐる問題で東京都は30日、記者会見を開いて内部調査の結果を公表しました。冒頭、平成24年まで1年間担当局のトップとなる市場長を務めた中西充副知事が「市場関係者の皆様、都民の皆様に不安を抱かせ、都政全体に関する信頼を著しく損なわせたことについて都を代表して心よりおわびいたします」と述べて謝罪しました。


AIIB 20か国以上参加申請か 日米主導のADB上回る見通し

中国が主導する国際的な金融機関のAIIB=アジアインフラ投資銀行は、30日、新たに参加を希望する国の申請の期限を迎え、これまでに20か国以上が参加を申請したものと見られ、最終的なメンバーの数は、日本などが主導するADB=アジア開発銀行を上回る見通しです。