政治資金パーティー 収入の9割以上 誰が支払ったか不明

総務省が30日に公表した国会議員が関係する政治団体の去年の政治資金収支報告書をNHKが調べたところ、政治資金パーティーの収益が合わせておよそ48億円と、寄付による収入の1.5倍に上っていたことがわかりました。パーティー券収入の9割以上は購入者の名前などを収支報告書に記載する必要がない1回の20万円以下の購入者で占められ、誰が支払ったのかわからない状態になっていました。専門家は「規制が厳しい寄付の代わりにパーティー券を購入する企業が増えていると考えられ、透明性を高める仕組みに見直すべきだ」と指摘しています。


日馬富士を来月にも書類送検へ 鳥取県警

大相撲の元横綱・日馬富士が鳥取市内の飲食店で平幕の貴ノ岩に暴行した問題で、鳥取県警察本部がその場にいた全員から聞き取った話を確認したところほぼ一致し、日馬富士から聴取した内容とも矛盾していないことが捜査関係者への取材でわかりました。日馬富士は公の場で謝罪し現役を引退していて、警察は来月にも傷害の疑いで書類送検することにしています。


「シャンシャン」観覧は1日に最大2000人程度

東京都は、来月19日から東京・上野動物園で一般公開されるジャイアントパンダの赤ちゃん「シャンシャン」の観覧方法を発表しました。来月6日から電話やインターネットで抽選の申し込みを受け付け、来年1月末までは1日に最大2000人程度が観覧できますが、時間は1分から2分程度になる見込みだということです。


日本相撲協会 白鵬に厳重注意

大相撲の横綱・白鵬が、九州場所千秋楽の優勝インタビューで、暴行問題の責任を取って29日に引退した日馬富士や暴行を受けた貴ノ岩を再び土俵に上げたいと発言したことなどについて、日本相撲協会は、横綱の品格を損なう言動だとして、30日の理事会に白鵬を呼んで八角理事長が口頭で厳重注意しました。