ゴーン被告 渡航禁止も出国 専門家どう見る? 海外の反応は?

海外への渡航を禁じられているにもかかわらずすでに日本を出国したことを明らかにした、日産自動車のカルロス・ゴーン元会長。こうした事態について専門家は、「日本の司法制度に極めて深刻な影響を及ぼすのではないか」としています。また、海外メディアは「日本の司法制度に厳しい目が向けられている」などと伝えています。


IR汚職 贈賄側は海外から1000万円超の現金 政界工作目的か

IR=統合型リゾート施設の事業をめぐって秋元司衆議院議員が逮捕された汚職事件で、贈賄側の中国企業の元顧問らが衆議院が解散される前のおととし9月、海外から1000万円を超える現金を航空機で持ち込みこのうち300万円を賄賂として秋元議員に渡した疑いがあることが関係者への取材で新たに分かりました。東京地検特捜部は中国企業側がIR参入のための政界工作を目的に多額の資金を持ち込んだ疑いがあると見て調べているものとみられます。


ゴーン被告の弁護士が取材に応じる「寝耳に水でびっくり」

ことし4月に保釈された日産自動車の元会長のカルロス・ゴーン被告が中東のレバノンに出国したとする声明を発表したことについて元会長の弁護を担当する弘中惇一郎弁護士が報道陣の取材に応じ「報道されている以上のことは知らず、寝耳に水という状況でとてもびっくりしている。今後、情報が入れば裁判所に提供していきたい」と述べました。