新型コロナウイルスワクチンの大規模接種に向けて、防衛省・自衛隊は対策本部会議を開き、東京会場は5月24日に開設し、土日祝日を含めて毎日午前8時から午後8時まで3か月間接種を行うことを決めました。
JTB 日本政策投資銀行に資本支援要請へ 政府の支援策を活用
旅行業界最大手のJTBが、政府系金融機関の日本政策投資銀行に「優先株」を引き受けてもらう形で資本支援を要請する方向で検討を進めていることが明らかになりました。新型コロナ対策として政府が新たに設けた支援策を活用し、悪化した財務基盤を強化するねらいがあります。
大阪「医療現場が追い詰められている」受け入れ困難 次々拡大
感染の急拡大で医療体制が危機的な状況となっている大阪。新型コロナウイルスの重症患者の中には中等症の病床で治療を受けている人がいます。この影響で、中等症の病院では、中等症患者の受け入れも困難になるなど、大阪の医療現場では、影響が連鎖的に広がる事態となっています。専門家は、大阪の状況について「医療現場が追い詰められている」と指摘しています。
“全高齢者2回接種できるワクチン 6月末までに配分”計画通知
新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、河野規制改革担当大臣は、すべての高齢者が2回接種できるワクチンを6月末までに配分する市区町村別の計画を通知したことを明らかにしました。
クルーズ船「飛鳥2」乗客1人 コロナ感染 船は横浜港へ引き返し
29日に横浜港を出港した国内最大のクルーズ船「飛鳥2」で、乗客1人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。横浜市によりますと、濃厚接触者は同じ客室の家族1人だということで、クルーズは中止され、船は5月1日の昼ごろ、横浜港に戻るということです。
在宅勤務 前より減った?職場クラスターが増加
感染拡大を抑えるために重要とされているテレワークが、3回目の緊急事態宣言後どれだけ実践されているのか。ビッグデータを使って今週のオフィス街の人出を分析した結果、東京駅付近では1回目の宣言時より32%、2回目より15%増加し、宣言を重ねるごとに人出を抑えきれなくなっていることが分かりました。
「3密」でなくても集団感染のおそれ
新型コロナウイルスは、「密閉・密集・密接」のいわゆる「3密」の場面で感染が広がりやすいとされていますが、屋外での飲食で密閉という条件がないなど、「3密」ではなくても感染が広がったとみられるケースの報告が相次いでいます。感染力が強い変異ウイルスの拡大でさらに広がるおそれもあり、専門家は「2密」「1密」であっても感染すると考え、対策を徹底してほしいと呼びかけています。