今月、栃木県内に住む基礎疾患のない5歳未満の子どもが、新型コロナウイルスへの感染が原因で「急性脳症」を発症し重症化していたことが病院への取材でわかりました。新型コロナによる子どもの重症化はまれですが、栃木県内では「急性脳症」で死亡した子どもも確認されていて、治療にあたった医師は「新型コロナへの感染を防ぐことが大切だ」と話しています。
追跡のパトカーに消火器噴射 少年少女3人逮捕 神奈川 平塚
神奈川県平塚市で盗んだ原付きバイクを運転し、追跡するパトカーに消火器を噴射したなどとして、15歳と16歳の男女3人が逮捕・送検されました。調べに対し「警察をからかうのがおもしろかった」などと供述しているということです。
東京都 新型コロナ 6人死亡 2362人感染確認 前週より約900人減
東京都内の31日の感染確認は、1週間前の火曜日よりおよそ900人少ない2362人で、前の週の同じ曜日を18日連続で下回りました。一方、都は4月、感染を確認したと発表した人のうち再検査で陰性が確認されるなどした91人を新規陽性者から削除し、人数を訂正しました。
今年度の補正予算が成立 物価高騰対策の予算盛り込む
物価高騰対策を実行するための今年度の補正予算は、参議院本会議で採決が行われ、賛成多数で成立しました。
梅雨前に「線状降水帯」予測 カギは水蒸気 “空振り”の課題も
発達した積乱雲が次々と連なる「線状降水帯」が発生するおそれのある場合、気象庁は、半日から6時間前までに気象情報の中で伝える取り組みを6月1日から始めます。予測精度の向上のため積乱雲のもととなる水蒸気を海で観測する取り組みも進めていますが、精度には課題もあります。気象庁は危機感を高めるために活用してほしいと呼びかけています。
北海道電力 泊原発の運転認めない判決 廃炉は命じず 札幌地裁
北海道泊村にある北海道電力・泊原子力発電所の安全性が争われた裁判で、札幌地方裁判所は「津波に対する安全性の基準を満たしていない」として、北海道電力に3基ある原発すべてを運転しないよう命じる判決を言い渡しました。津波対策が不十分だとして原発の運転を認めない司法判断は初めてです。
水田の雑草の繁殖抑える“アイガモ農法” ロボットで実験 富山
水田で農薬を使わずに雑草の繁殖を抑えるアイガモ農法を、ロボットで行う全国的にも珍しい実験が富山市の農業高校で始まりました。