15日のニューヨーク株式市場はスイスの大手金融グループ「クレディ・スイス」の経営悪化への懸念から売り注文が膨らみ、ダウ平均株価は一時、700ドルを超える大幅な値下がりとなりました。
NYダウ500ドル超の値下がり 為替はユーロとドルに対し円高進む
15日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価は一時、500ドルを超える大幅な値下がりとなりました。アメリカの銀行の相次ぐ経営破綻に続いて、スイスの大手金融グループ「クレディ・スイス」の経営悪化への懸念が高まり、取り引き開始直後から売り注文が膨らみました。また、ニューヨーク外国為替市場ではユーロを売る動きが強まり、円相場は一時1ユーロ=139円台まで円高ユーロ安が進みました。円は比較的、安全な資産としてドルに対しても買われ、円相場は一時1ドル=132円台まで値上がりしました。
クレディ・スイス 筆頭株主が投資に否定的と報道 株価大幅下落
スイスの大手金融グループ「クレディ・スイス」は財務報告で内部管理に問題があると明らかにしたほか、15日、筆頭株主が追加投資に否定的な姿勢を示したと伝えられ、経営に対する懸念が高まっています。こうした状況を受けて欧米の株式市場では株価が大幅に下落しました。
ヨーロッパ株式市場 各地で株価大幅下落 金融株中心に売り注文
15日のヨーロッパの株式市場は各地で株価が大幅に下落しています。スイスの大手金融グループ「クレディ・スイス」の過去の財務報告の内容をきっかけに金融株を中心に売り注文が膨らんでいます。代表的な株価指数は、イギリスのロンドン市場やフランスのパリ市場などで一時、前日の終値と比べて3%以上下落しました。このうちスイスのチューリヒ市場で取り引きされている「クレディ・スイス」の株価は一時20%以上急落しました。
新型コロナ後遺症 症状は?治療法は? 分かってきたこと
新型コロナでは、マスクの着用はすでに個人の判断になり、5月には季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行されることが決まりました。しかし、「通常の感染症」になったとしても残されているのが、けん怠感や息切れといった「後遺症」の問題です。「後遺症」はどんな症状で、いつまで続くのか。治療法はあるのか。さらに、体調不良のたびに「後遺症ではないか」と不安に感じる人も。実際にその不安に悩む記者が、いま分かっていることを取材しました。(科学文化部 添徹太郎)
電気料金 “値上げ幅圧縮” 各社に指示へ 経済産業省
大手電力7社が申請した電気料金の値上げについて経済産業省は、エネルギー価格の下落などで各社の負担は軽くなっているとして、値上げ幅を圧縮し、改めて申請し直すよう各社に指示することになりました。
サッカー日本代表 W杯後初のメンバー26人発表 初選出は4人
今月下旬に行われるサッカー日本代表のワールドカップカタール大会後、最初の強化試合に向けたメンバーが発表され、イングランドプレミアリーグで活躍する三笘薫選手など26人が選ばれました。※記事下部「メンバー一覧」のなかで初選出の4選手について紹介しています。